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当院について

あいそめクリニック

当院の特徴

当院は、東京の下町、千駄木にある、小さな漢方内科のクリニックです。台東区谷中と文京区千駄木の境となっている、よみせ通り沿いにあります。
この通りは、今は商店街としてにぎわっていますが、昔は藍染川(あいそめがわ)が流れていました(今は暗渠となっています)。
かつてこの地域の人々の生活と共にあった川のように、暮らしに近い存在でありたいと願い、あいそめクリニックと名付けました。

あいそめクリニックについて

谷根千という街

谷根千という街

学生時代から今に至るまで文京区に長くご縁があり、とくに下町の風情が感じられる谷根千(谷中・根津・千駄木)が大好きです。
谷根千は、寺社が多く、細い路地など昔ながらの街並みが残る一方、最近は個性的なお店も増えて観光地としても人気のエリアです。
このたび、この地で開業の運びとなり、街の風景の一部になれることを、とてもうれしく思っております。
地域の方々だけでなく、谷根千をよく訪れる方々にも、健やかな毎日のために気軽にご利用いただければ幸いです。

自分の時間

自分の時間

日常を少し離れて、ご自分のこころとからだに向き合う時間にしていただくために、クリニックはおちついた雰囲気になるよう心がけています。
予約制ということもあり、待合スペースは広くはありませんが、少しの時間でもくつろいでお過ごし頂けるよう、一人掛けのソファーをご用意しております。
受付カウンターには漢方茶のポットがあり、ご自由にお飲み頂けます。
また、ソファーには院長やスタッフお勧めの本もご用意しております。ゆったりとしたお時間をお過ごしいただければ幸いです。

院長紹介

院長 中西幸子

院長中西 幸子

横浜市立大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院(心療内科)、横浜労災病院(心療内科)、都立駒込病院(精神腫瘍科)等で勤務。
その傍ら、大手企業・大学の産業医、早稲田大学保健センター診療室、クリニック等で勤務する中で東洋医学に関心を持ち、北里大学東洋医学研究所で漢方研修を受け、日本東洋医学会認定漢方専門医を取得。
2019年10月より2021年3月まで慶應義塾大学病院漢方医学センター非常勤講師。

私は心療内科医であり、漢方内科医でもあります。
「心療内科」と「漢方」、一見まったく別物のようですが、どちらも「こころとからだは互いに強く影響し合い、つながっている」という意味の「心身一如(しんしんいちにょ)」という共通する考え方のもとに成り立ち、発展してきた医学です。
私は、学生時代にこの考え方に深く感銘を覚え、医師になってからは、心身医学を実践する診療科である心療内科にて診療を学ぶことにしました。しばらくは、診療に没頭しつつ、治療がうまくいくことで多少の自信も得ましたが、いつしか限られた時間のなかで多くの患者さんの診療に追われ、こころとからだを一つとして診ることができていないと感じるようになりました。
そんな中、ふと、学生時代に興味を持った漢方を思い出し、もう一度学んでみたいという気持ちに駆られ、北里大学東洋医学総合研究所で研修を受けることで、漢方を通して改めて、心身一如の考え方に立ち返ることができたと思っています。
からだにはもともと自分で治る力が備わっています。当院では、漢方を主に用いながら、皆さんがもともと持っている「こころとからだのバランス」を取り戻すお手伝いをしたいと考えています。つまり、治療によって治すのではなく、治療をきっかけに、皆さんが自分のストレスや生活習慣と向き合い、セルフコントロール法を身につけ、たとえ少しずつでも、以前よりも「すこやかな毎日」を手に入れて頂きたいと願っております。

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